この歳にして初めての花火大会に行ってきました。混雑するものでちょろちょろ歩いていると、棒の先にスピーカーをつけたおじさんがいました。世界が滅んで光と闇のふたつの世界がひとつになって、死のない世界がやってくる…というようなことがスピーカーから流れてきて、花火を見て浮かれるな、世界の終わりはすぐそこだぞという、平和ボケした国民への警鐘を鳴らしているのでしょう。他にもスピーカーおじさんの友達が各所で活動をしており、花火の興を冷めさせるには十分でした。おじさんたちの顔をじっと見ると、まっすぐな目はきらきら輝いており、「キリストの血で罪が洗われる」というメッセージのプラカードを持っていました。花火を見るのが罪だったとは、みなさんもお気をつけ下さい。世界がひとつになって死の無い世界がやってきます。