職業訓練の説明会があり、全コースの生徒が一堂に集められた。ここにいる全員が無職と思うと、みな自然と笑顔になった。無職であることをやましく感じる必要がない。これほど気持ちのいい空気を吸うのは何日ぶりか。街行く人は皆、職に就いているがの如く振舞われるのに、ここには沢山の無職のお歴々が来賓している。雁首をそろえている。無職でございという面構えでいる。私は大声で「野郎ども!」と叫びたかった。檄文を各州に送りたかった。これだけの無職人種が集まれば、何か大事を成せるのではいや成さいでかと思えたからだった。みんなの無職を少しずつ集めて無職玉を作り巨悪を打ち滅ぼしたかった。ここでいう巨悪とは職に就くもの即ち有職人種のことを指す。我々無職は少数派である有職人種を隔離し、無職の治める国を建てることとする。初の無職人種の大統領誕生に世界が祝福をする。有職人種からアルバイトヘイトという駄洒落を思いついた流れから日記を書きました。私事ではありますが、私はジャバについて訓練を受けることになりました。すぐに二つ穴用は無理でも、まずは一つ穴用の風呂ジャバを立派に作ることができるよう頑張ります。