家の人がやりかけのポポロクロイスに終止符を打つべく昼間からピコピコしている。ラスボスはまるでネクロマンサーのようで、あんなにマイナーなハードでネクロマンサーはよくCMを打てたなあということを思い出した。今でこそマイナー機種の筆頭であるけれども、当時はそれ程でもなくファミコンの次世代機のような位置だったのかもしれないがよく知らない。小さかった僕がファミコン欲しいと親に嘆願すると、画像がきれいだからファミコンに比べて目に優しいはずだという大人の判断があり、クリスマスの朝、僕の枕もとに置かれたのがPCエンジンでした。僕は当時の僕をとても可哀想に思うが、それが現在の僕の元になっていることを考えれば、まあやっぱり可哀想だ。当時の僕はファミコン熱をこじらせ、ハードよりも先にドラクエ4を買い、パッケージや説明書を読んで楽しんでいました。